なんだか人の揚げ足をとるようで個人的にはあまり好きではないのですけど、でも職場いじめと戦うためには証拠を残すことがとても大切になってきます。

「いつ、どんな状況で誰からなにをされたか、なにを言われたか」
「それがどのくらいの時間続いたのか」
について、「感情に流されず、冷静な視点から」克明に記しておくということ。嫌がらせを受けたという事実を立証するために、これはとても重要なことです。

暴言を吐いた張本人は「いじめ=ストレス解消」という部分が大きいため、自覚がない場合も少なくありません。直訴された時点で「言ったことを忘れている」ということもありうるので、なるべく正確なデータが必要なのです。

ただし、大げさな文書を作成する必要はありません。なにか起こった時点で、メモ帳などに年月日と事実を書き留めておけばいいのです。むしろ大切なのは、すぐに書いておくこと。時間がたってからでは記憶も曖昧になり、正確さが欠けてしまうからです。

もし状況が許すなら、ICレコーダーなどに録音しておくのも効果的です。ただし、録音に成功してもデータが消失してしまっては元も子もありません。早めにCD-Rなどのメディアに落としておき、それと同時にテープ起こしをして文章化しておきましょう。

また、もしもいじめの一環として怪文書のたぐいがまわってきたとしたら、裏側などに鉛筆で日時などをメモしておいたうえで、しっかり保管しておいてください。それも、重要な証拠になります。それから当然のことながら、自分が不利になるような契約には絶対にサインしてはいけません。そして暴力を受けた場合は医師の診断書も大きな効力を発揮します。

その他にも、法律相談を利用するとか少額訴訟を起こすとか、あるいは労働審判制度を利用するなど様々な方法があります。いじめの状況はそれぞれ異なるので、ご自身に見合った手段を選ぶのがよいのではないかと思います。



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